うつ病になってよかった事
今日は少し自分語りをしたいと思います。
今年で“うつ病”と診断されて5年がたちました。
巷で“うつ病”といえばマイナスイメージなことでその名が通ってますよね
確かにうつ病になってしまうまでと、診断されてからの後はとても苦しいのでその認識は間違いではないです。
だがしかし
僕は決して悪いことばかりでは無かったので
あえて、うつ病になって良かった事を話していきます。
良かった事 その1
視野が広がりました
うつ病になる前の僕は、目標を立てたらとにかくまっすぐで (チョトツモウシン!
仕事もすごく楽しくて、時間外なんておかまいなしに働いてたんですね
そしたら上司達から
そんな仕事のやり方だといつか絶対潰れるよ?
と注意が
(こんなに楽しんでやってるんだから、潰れるわけないじゃん)
と軽く受け流して働いてたんですが
案の定、仕事中突然頭の中が真っ白で何も考えられなくなり
仕事もできない、外にも出たくないといった状態になっちゃいました
なので家の中で何かするしかなかったので
「簡単で面白くて、永く続く趣味を見つけないとなぁ」
と、数日間家にひきこもって考えてたわけです
数日考えた末に、まず何をしたかというと
自宅での暇つぶしの代名詞ですね
ソフトもいくつか買ったんですが
その中でもオンラインゲームはとても衝撃的でしたね
「オンラインマルチプレイ!? え!?オンライン!? え!?」(オイ語彙力・・・)
フレンドができて、そこからフレンドのフレンドとTwitterで繋がっていって
いろんな人のゲーム以外の趣味のツイートを見ることが多くなりました。
とにかくその人たちの、趣味に一生懸命な所がかっこいいんです。
素敵なフレンド達から影響を受けたこともあって、自分も特技をもっと伸ばしたり趣味の幅を広げたいとなって、元々好きだったお菓子作りを始め、カメラ サイクリング 自作パソコン 映画鑑賞 と趣味がかなり広がっていきました。
良かった事 その2
バカをさらけ出せる
“バカになれる”とは違います(笑)
- 見栄っ張り
- プライドが高い
- 完璧主義
僕はバカなくせに この3拍子の揃った かなりメンドクサイ人種で
仕事の時は特にその3拍子の真の力が発揮されます。
その時の状況に任せて臨機応変になんてできず、かといって「できません」「わかりません」は言いたくなかったので、時間外での予習・復習・情報集には人の何倍も力を入れてました。
うつ病の症状が出始めてからは仕事の時間以外は何もしたくなかったんで
本当に何もしてません。
※食事・睡眠をとらないこともしばしば・・・(笑)
でも実際自分の想定外の事が起きても先輩 後輩 関係なく、周りにはこころよく手を貸してくれる人がそばにいてくれてたので、過度な時間外労働はかえって身体を壊すだけだったんですね。
それに“知らない”ことは恥ではないことも改めて気づくこともできました。
いろいろと聞かれたり相談されたりする事は多かったんですが、そのたびに「こんなことも知らないの?バカだなぁ」なんて思ったことありませんでしたから
“知らない” “わからない” を経験したのは僕も一緒なので
あと、質問したり相談する側に立つ事が多くなって、教えてくれる人の優しさに触れることも多くなりましたしね。
なかには 障がい者と関わりたくないって人は確かにいます。
僕を障がい者と知ってわざわざ馬頭して絶縁宣言していく人が数人いたので(笑)
悪い情報には敏感に反応しちゃうんで、それ以外の事には目が行き届かなくなるんですかね?
「どうせ皆腹の中では・・・」って考える時期が僕にもあったんですよ
でもそのうち他人の腹の中までいちいち考えるのがめんどくさくなるので、それで自分を責める必要は無いです
他人からすりゃ誰かが自分の事をどう考えてるかって、“知ったこっちゃない” ていうことすら考えないほど何も思ってないですから
うつ病になってしまう状況も考え物ですが
うつ病になってしまったら、仕事をやめてひきこもる、好きなことをする
(犯罪はダメヨ)
これに限るんじゃないですかね
うつ病の方に限った話ではないけど
無理して仕事をする必要もないんじゃないんですかね、日本には働けない人たちを守るための法律も制度もあるし、やりたい事を見つけるための足踏みは必要だと思いますよ
周りの1部はそれを良い目で見ないかもしれないけど
そんなの知ったこっちゃないですよ(笑)
好きなことで成果を出して、いつか見返せばいいんだから
ではでは、ここまで読んでいただきありがとうございます
またね