ななころ やおき

このブログでは 自分の失敗を乗り越えていく様をいろいろと綴っていきたいと思います。

ホワイトデーに手作りカヌレでも送ってみませんか?

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さて、カヌレを作っていきましょう。

 

目次は次の通り

 

・材料
・作り方
・あと語り

 

“あと語り”では、各項目ごとの自分なりのポイントを失敗談を交えながら語るので、

良かったら見てみてね。

 

 

 

 

材料 (6cm型 45個分)

  • 牛乳 2000ml
  • バニラビーンズ 3本
  • バター 100g
  • 中力粉 500g
  • ラニュー糖 1000g
  • 全卵 4個
  • 卵黄 8個
  • ラム酒 200ml

 

 

作り方

 

 

 鍋に牛乳、グラニュー糖、バター、バニラビーンズの種と鞘を入れ温めましょう。フツフツと泡が出てきたら、祖熱を取ります。

 

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※祖熱を取るのに時間がかかるため、鍋で温める材料を先に準備し、祖熱を取っている間に他の材料を準備すると、いい感じの温度になります。

 

 

 

 ボウルに全卵、卵黄、残りのグラニュー糖、振るった中力粉を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。

 

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※中力粉を混ぜていくうちに、硬くなっていきとても混ぜにくくなるため、祖熱の取れた牛乳を少しずつ混ぜ乳化させることで混ぜやすくなります。

 

 

 

 なめらかに混ざったら①と②とラム酒を加え混ぜ合わせ、フタまたはラップをし冷蔵庫でひと晩休ませましょう。

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う・・・あふれそう・・・。

 

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ウン・・・これで良し・・・。

 

 

翌日

 

 冷蔵庫から生地を出し、常温に戻しましょう。(約20°~25°程)

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※冬はなかなかこのぐらいの温度にはならないので、朝起きて冷蔵庫から出しておけば、昼過ぎぐらいには常温になってくれてるでしょう。

暖房をガンガンきかせていたら、もっと早いかもね。

 

 

 

⑤-1 オーブンを220°で予熱スタート。

 -2 予熱完了の間にカヌレの型にバターを塗り、型の7分目ぐらいまで生地を入れ

    ます。

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※ 伝統道理に焼きたい場合はカヌレの型ごと予熱し、蜜蝋を型に塗りましょう。

  生地を型に入れる前に一回こすのも忘れずに、バニラビーンズがもろに入るので…。

 

 

 

 生地をオーブンで焼いていきます。焼き時間のおおよその時間は下の通りです。

  220° → 10分

  190° → 60分

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ピントが・・・。

 

※ 個人的に焼き方が厄介なポイントなので、“あと語り”で語ります。

 

 

 

 焼きあがったら型から外し、しばらく冷まし完成です!!

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あとはかわいくラッピングし、気になるあの子へプレゼントしましょう!

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あと語り

 

 

さぁ、あと語りです。

ここからは、ポイントごとに自分の失敗談を交えながら、詳しく解説していきます。

 

~あと語り目次~

“無塩バター”の方がいい
卵白の保存方法について
“作り方②”について
焼き方

 

  

・無塩バターの方がいい

 

お菓子作りで無塩バターの代わりに、有塩バターを使おうとしたことあります?

 

僕はめちゃくちゃあります。

 

だって安いんだもん!

あと無塩バターって“そんなに必要ないんだけど・・・”って量(だいたい200g)で売ってません?ウチノ地元だけかな・・・?

有塩バターは結構少なめのパッケージで売られてるし、勝手がいいんですよ。

それに料理とかでも多用できるし・・・ブツブツ

 

そこでですね、まだカヌレ作り始めて間もない(だいたい半年前)頃なんですが、上に書いたことが理由で有塩バターで作った結果がこちらです。

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めっちゃ膨らむんですよ!

 

一概に有塩バターを使ったから、とは言えないのですが

 

そもそも“有塩バター”と“無塩バター”の違いってなんぞ?ってなりますね

 

製造工程上どちらも塩分は含まれるそうです。

 

しかし、終盤の段階で“食塩”を加えてるか否かみたいです。あと無塩バターの方が賞味期限が短いのも特徴ですよね。

 

有塩バターに入ってる“食塩”、これがグルテン(小麦粉の粘り)を強めたことによって、膨らみやすくなった結果、上のような焼き上がりになってしまったんじゃないかと、考察してみました。

 

まぁ原因は他にもあるかもしれませんが、その後無塩バターを使ってここまで膨らむことはなくなったので・・・。

 

 

 

・卵白の保存方法について

 

皆さん卵黄だけ使った時、卵白ってどうしてます?

 

調べたら、“捨てる・冷凍保存・焼いて食べる”というのが結構ヒットしました。

ちょっとビックリしたのが“飲む”という方もいるそうです…

タンパク質なので、プロテインの感覚で飲む人も中にはいるらしいですね

 

うちの場合はこうです

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器にラップを敷いといて、卵1~2つ分の卵白を入れたら、上の方をキュっとゴムで止めて、冷凍保存です。

 

解凍にそんなに時間はかかんないので

 

「今晩ハンバーグにしようかな~」って時に冷凍庫から冷蔵庫にひとつ置ておけば、ハンバーグ作るとき良い感じで解凍されてるので、つなぎとして使えます。

 

「今日はいつものプロテインじゃなく卵白でも飲むマッチョか~」って時も、必要な分台所に放置しておけば問題ないマッチョ。

 

あと冷凍しておいた卵白はメレンゲが作りやすいって昔聞いたことあるような…

わざわざ冷凍してやったことないけど…

 

まぁまぁ、後で使う時扱いやすいので、よかったらこの保存方法参考にしてみたください。

 

 

 

・“作り方②”について

 

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溶いた卵に中力粉などを混ぜるところです。

 

卵の量に対して中力粉が多いので、後半メチャクチャ硬くてとてもじゃないけど混ぜるというより“パン生地をこねる”と表現したほうが妥当なくらい硬いです・・・。

 

なので追記してる通り、“祖熱が取れた牛乳を少しずつ加え・・・”と書いておいたんですが

 

熱々の牛乳を入れないように注意してください

 

以前、素早く混ぜれば大丈夫だろうと、まぁまぁ熱い牛乳を入れて混ぜたら

 

ボウルの中でスクランブルエッグができました…

 

せめて40°以下になった物(鍋を触ってちょっと温かいくらい)を加えてくださいね

 

 

 

・焼き方

 

僕が一番手を焼いているのが、焼きの工程です

 

まず なぜ2段階で焼くのかなんですが

 

最初に高温でいっきに焼くことで、フツフツと中で気泡が発生し

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その気泡が焼き固まることで中の生地がふんわりとするそうです

以前焼いて半分に切ったのがこちら

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正式には“気泡”ではなく“ス”と言うらしいですけどね

 

 

いまだに最初の30分は油断できません…

 

だいたい高温5分後でふつふつとしだします。

 

その5分後は結構膨らむ上に、型の配置によって焼きムラが目立ちだします。

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なのでいったんオーブンの温度を下げる段階で鉄板を取り出し

型の配置を変えます。

この時オーブンの中の温度が低くなりすぎないように注意してください。

 

各家庭のオーブンで癖はあるので、配置は各自の判断でお願いします。

鉄板の向きを変えるだけでもいいと思います。

 

そして190°で焼いていくのですが、まだ生地は膨らみだそうとしますので

これ以上膨らんでほしくない時は、型の上にアルミホイルで蓋をします。

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この状態で10~15分ぐらい焼くと、だいぶ生地が落ち着いてくるので

 

そうしたらアルミホイルを外し、あとはジックリと焼き色が着いてくるまで見守りましょう。

ここからは10分以上置きに様子見ても大丈夫なので、他の作業(今晩の食事の準備等)をすることができます。

 

最終的には型から外さないとどんな焼き上がりになるかわかりませんが、焼いている時に見える部分を見てればどんな感じになるのかが予想できてきます。

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写真のように、焼いてる時に見えてる部分が結構ムラがある感じだと

型から出した時も全体的にムラがありますね

なのでもうちょっと焼いてもいいかもしれません

僕はビビリなんでこのくらいにしておきますが…

もうちょっと焼きたければ5分ずつ足して焼きながら様子を見るといいでしょう

 

僕の焼き方をまとめると こうですね↓

220°→5分 沸騰

     10分  オーブンから取り出し 配置入れ替え

190°→5分 膨らんできたらアルミホイルで蓋

   10~15分 アルミホイルを外し焼き進める

   60分 焼き色を見ながら5~10分ずつ焼き足す

 

 

まだまだ僕もカヌレ勉強中なので、もっと美味しくなる隠し味や、焼き方等があればいろいろ教えてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

でわでわ またね